セラピストからあなたへ

25年以上、癒しの業に触れてきました。
多くのクライアントと出会い、施術をしてきた中で思ってきたことがあります。
それは、体が健康でなければ、多くの人は心も健康ではあり続けられないということ。
体を健康に保つためには、日々自分の体との対話を欠かさないこと。
その中で、もし体に不調を感じたら、速やかにその不調に対処して、健やかな状態を維持すること。
もし、ここで我慢をしてしまうと、その体のひずみは心をひずませ始めます。
心がひずみだすと、自分の体との対話もスムーズにできなくなります。
こうなると、体の状態が悪くなっていっても、気付くことが遅くなります。
体のひずみの多くは、積年の無理のある生活の結果です。
それを元に戻すには、そのひずみを形作った年数の何倍かかるかも知れません。
少なくとも、一回の施術で一瞬で元に戻るような都合の良いことはありません。
ですから、我慢はしないで下さい。
少しでもおかしいと思ったら、疲れがたまってきたと感じたら、体のバランスをどもに戻して、疲労を抜くことを考えて下さい。
そうでないと、体だけではなく、心もゆがんでいってしまいます。
心がゆがんでしまったら、本当の幸せなど感じようがなくなるのです。