整体施術記録

整体施術記録

癒やし処・笑顔の過去の施術の記録の一部です

今日は友人夫妻の身体のメンテナンスの日です。

早速昨日の研究会で仕入れたネタを試すことができました。

 

両方の二の腕をぷにっとつかんで、違和感のあるところを探して、つかんだ手はそのままに違和感の無くなる姿勢を探していくと、あら不思議!

違和感が消えるではないですか!

 

されている方もしっかりと感覚の変化を自覚しているので、説明がしやすいことったらありゃしない!

今までは三つの軸方向の動きから歪みを見ていたのが、これなら簡単。

しかも、受ける人が体感しやすいから、便利この上ありません。

 

それから、うつ伏せ姿勢で背中の隆起の状態のバランスをとるように調整を加えてから普段通りの施術をしますと、これまた感動!

今までより短い時間で、体はもう良いよと答えてくれるではありませんか。

 

さて、術後にもう一度同じチェックをしてみますと・・・

 

友人も感激。

先ほどとは反対の方向に僅かに歪んだところで違和感はなくなりました。

「お、さっきと違ってるやんけ~、効いとるんちゃうん?」

と嬉しそうです。

 

やっぱり分かり易さって大切です。

痛みは消えなくても、歪みに対しては施術をすると確実に変化が起こります。

だから、その変化を自覚させれば、痛みが多少残っていても、期待に胸を膨らませてお客様は帰ってくれるようです。

夕べは友人の整体の日。

夜の10時に友人の店の2階で施術。

こいつの所に行くと元気がもらえる。

店も結構繁盛しているから、その気を分けてもらうような感じだ。

こいつの体をいじるようになって2ヶ月弱。

昔のやんちゃしていたころに、バイクと車を19台?廃車にしながら未だ生きている奴は、背中に爆弾を抱えている。

肋骨を折って、脊柱が前後にも左右にも歪んでいる。

古傷にじくじくと不快感を覚える。

腰辺りの椎間板は殆ど無いらしく、次腰を痛めるとボルトを入れると医者には言われている。

骨盤も歪んでいて、うんこずわりをすると股関節に電気が走る。

当然脚の長さが違い、魚の目ができていた。

はっきり言ってまったく自信が無かった。

しかし、奴は私に全部預けると言ってくれた。

あかんかったら、元々決まってたボルト入れるだけのことやから、気が済むまでいじっていいよ。

その言葉に甘え、この2ヶ月、一緒に施術していた奥さんの方は肩こりの頻度が減り、2週間間があいても家で肩もみをしなくて済むようになっていたが、奴の方はこれと言って目に見える進展はなく、逆に腰椎の椎間板のなくなったようになっているところが、指で押した時だけ痛いと言う症状が出ていた。

正直焦った。

このまま、ボルト入れるしかなくなったら申し訳がたたん・・・。

そう思いながら、奴の店に足を運んだ・・・

まず、背中の様子を聞く。

ん~、やってもらって3,4日はいい感じやけど、立ち仕事で疲れが溜まってくるとあかんな~。

でもな、これは言っといた方がええと思うねんけどな・・・

何・何・何・・・?

気が付いたら足にあった魚の目が消えとんねん。

へ?

これって、姿勢が良くなって重心が正常に近づいてきた証拠ちゃう?

なんか、身体の方が変わって来たみたいやな~

と、嬉しそうに話してくれる。

(良かった~、やっと根本的な部分での変化が出てきたみたい・・・)

しかしな・・・

(な、なんや?まだ何かあるんか?)

夜寝てると気が付いたら体がCの字になって曲がっててしんどいねん。

は?何それ?無意識の内にわざわざしんどいポーズとるって、どういうこと?

そこで、姿勢のチェックをした。

この前の大久保研究会で仕入れた、両腕をつまんでチェック!

まっすぐのままで左右さなし。

そこで、大久保先生から教わった動きのチェック!

すると、差がある!

その歪みの方向を補正する方向に動くと、寝ている間に奴の言うCの字になってしまうようだ。

そこで、この二つのチェックの意味と魚の目の問題を絡めて推理した。

「つまり、骨格としては左右のぶれの無いもの、回転の無い状態に近づいてきてるのに、筋肉の緊張が昔のままの情報のままやないかな?だから、意識している時は、普通にたってるけど、意識がない時は、惰性で体を昔の情報を元に補正?しようとしているとCの字になるってこと。それじゃ、今日の施術はこの筋肉が覚えている情報を新しいものに変えるようにプログラムしなおすことをメインで行こう!」

奴の了解を得て、施術に入る。

SL、PSIS、ASIS、立膝の検査、面白いようにする前から揃っている。

これじゃ、施術にならんからと言うことで、無理やりポイントをいぶりだす。

施術は基本プラス仙骨○ー○○○でOK!

後はインスピレーションに任せてちょこちょこといじる。

実は私は最初にバランスチェックをそれ以降は、バランスチェックでお伺いを立てないで、インスピレーションに任せて進んでしまう。

今回もそうだった。

途中、腰椎の気になるところに、5分ほど手を当ててじっとする。

暖かさや、微妙な振動が伝わってくる。

それがなくなると、施術再開。

そして、自分で感じた筋道を終了させて、最後にもう一度バランスチェック!

もう終わっていい?

いいよ~ん

と体が答えてくるので、最後に動きのチェックをする。

修正されていることを確認し終了!

いつもより、短めの施術だった。しかし、いつもより違いがはっきりする施術だった。

そして、奴の昔の同僚の人のするラーメン屋さんに夜食を食べに・・・。

同じ店で修行をしたもの同士なのに、作るラーメンの味はまったく違う。

しかし、それは甲乙をつけるべきことではなく、どちらもおいしい。

この二人に共通することは、しっかりしたプロ意識。自分のおいしいと思うものしか出さないこと。

これは、整体でも同じなんだと思う。

同じバランス活性療法でも、それぞれの味がある。

味が違うラーメンを食べても、ラーメンはラーメンと分かるように。

自分の味をかもし出しながらも、これはバランス療法だと誰が受けても感じてもらえるよう、バランス活性療法師のプロとしての意識と自負を持って、自分の整体ワールドを作っていこうと思った一夜だった。

帰ると夜の3時。

普段早寝の私には、少しつらい夜でもありました・・・。

夕方に友人のところへ整体。

今日は奥さんのみだが、娘さんをうちの塾の方に預けるかも・・・と言う話があった。

先日辞める生徒がいたので、丁度入れ替わりだ。

自分でポリシーを決めてから、決める前の生徒で自発的に喜んで来れない生徒が止めていくようになった。

そして、今は入会の時にはっきりと、「うちは勉強しろとは一切言わないよ、ただ、やらなければやらないなりの結果をそのまま受け入れてね。私は君が納得して0点をとるのならそれで構わないと思う。それじゃ困ると言うなら、自分の意志と関係無しに頑張れと言うところに言ってください。」、と言ってしまう。

当然今来ている人の多くは、自分の意志でここで勉強したいと言う生徒だ。

ただ、本当に勉強しているのかどうかは分からない。その答えは本人の心の中にあるから。

 

塾の説明を済ませて、整体に取り掛かる。

最初に状況を聞くと、最近ゲームをしすぎて、首に疲れが溜まっているらしい。

また、姿勢の問題だろう、腰にもだるさがある。

姿勢のチェック。

大きな歪みはない。

これなら、軽く筋肉の緊張をとり、後は体に任せれば大丈夫だろうと判断。

バランスチェックで確認して、骨盤修正。

最初のころに比べてゆがみが目立たなくなってきた。

肩凝りの頻度が減るわけだ・・・

基本手技を、足の角度などを確かめながら行って見る。

うつ伏せてする手技が終わり、背中の膨隆の残るところに手を当てて、そこの強張りとそこが盛り上がる原因が解除されていくイメージ。

この時点で奥さんの意識は飛んでいた。

しばらく休憩をして、奥さんに仰向けになってもらい、残りの手技を終わらせると、うなじとTSラインへの刺激。最近これに凝っている。

受けている方からすると、初めてのときは意外な気持ちよさに結構喜んでもらえる。

でも、単に喜んでいただくだけでなく、できる限り指に感じるものを受け取り、体との対話を心がける。

整体は理屈や型ではなく、体感で覚えるものだとつくづく思う。

そして、最後に腰の周りのバランスを思い出させる為の手技を施し終了!

バランスチェックでもOK。

奥さんの、感想では、首はすっきり。腰の方は痛みなどはないが、少しだるいのが残っている。

しかし、首がすっきりすれば、背筋が伸びるから、腰がだるくなる姿勢でなくなるので、1,2日の内にそれも消えると説明して、半ば強引?に納得させる。

後は、頭は引くのではなく高く、と助言をして置いた。

少し前から嫁さんが右半身がだる痛いとよく言っている。

たまに気が向いたら、基本の手技をしたり、骨盤を修正していたりしたが、あまり芳しくなかった。少し和らいだと思っても直ぐに元に戻ってしまう。

そして、夕べは、お尻の辺りと肩が痛くて仰向けに眠れないと言うので、こりゃいかんな~と思いきちんと痛みが柔らぐまで相手をしようと覚悟を決めた。

寝る時に痛みがあると、寝ている間にかばう姿勢をとるので、起きた時に体がガチガチで気持ちもガチガチになっていて機嫌が悪いので、私も困るのだ・・・。

とりあえず、状況を手で確かめていく。

痛みの箇所と様子から臀部の痛みと肩と言っていたが、実際には肩甲骨の辺りの痛みにはつながりがあるように感じる。

また、どうも首にもおかしなところがあるのではないかと思ったので、探っていると出てきてしまった・・・。

嫌だな~、あんまり首はいじりたくない・・・

とりあえず臀部の調整をする。

すると、だるさが膝に現れた。

なんだこりゃ?

膝に移行したので、今度はだるさが抜けるように膝から下に刺激を入れる。

すると今度は股関節・・・

しょうがないな~と思いつつもできることを進めていく。

20分くらいいじっていると、お尻周りと脚の違和感は消えたので、次は肩だ!

どうも、これは普段のパソコンをしている時の姿勢が原因だな~、と思い、その時の姿勢を思い出しながら、頭の中で、何処がどうおかしいのかをイメージする・・・。

おお、そうかそうかと思いながら、肩甲骨の修正を施すが、変化なし。

あれ?

ほいじゃ、肋椎関節にアプローチして、鎖骨も触って見る。

すると仰向けに寝ている時の痛みが軽減された。

よし!それじゃ後は、頚椎だ。

研修で教わったとおりにしても痛む箇所が完全に取れない。

そこで、頚骨を指ではさむようにして、ゆりかごをゆするようにゆっくりとゆすって見た。

(そんな技は教わってはいないが、緩めて揺すれば収まるところに収まると言うのは間違ってはいないだろう、と判断)

でも、首だから、少しずつ様子を見ながら、やり過ぎないように・・・

お、痛みが消えた!

それに併せて、肩甲骨の残りの違和感も消えていた。

翌朝、嫁さんの機嫌が良かったのは言うまでも無い。

しかし!

話はここで終われない。

昼過ぎに、右の肩甲骨の横にピンポイントで痛みがあると訴えてきた。

どうしようかな~。

面倒だな~。

正直言って、身内には冷たいのだ。

しかし、ここはいい研究の機会とも言える。

ちょっとやっておくか・・・

痛みのポイントを押さえたまま、痛みの消える姿勢を探す。

そして、その姿勢を確認して、肩の修正方向を決定。

修正して元の痛みが消えると、今度は二の腕がだるいと言い出す。

おいおい、またかよ・・・

しかし、これは消えやすいので、ちょちょいのちょい。

消えた消えた!

と、思ったら今度は肘。

何処まで行くねん・・・

肘のだるさも今までに教わった手技で十分に撃破!ヤッタ!

すると、今度は右肩がだるい・・・

お前、わざとやないやろな・・・

しょうがない、腕を持ってだるさの抜けるポジションを探す。

ポイントが見つかったので、そこで、首を回させる。

そしたら、右は良くなったけど、今度は左の肩甲骨の横がピンポイントで痛いだと!

どうなってんねん、この体は?

しかし、これが痛みの終着点だったようだ。

最後に、痛みの消える姿勢を探して、矯正をすると全てが収まった。

今回はあえてバランスチェックを使わずやって見たけど、ポイントを追っかけていくと言うのは、先が見えない不安と背中合わせ。

その点バランスチェックは信頼してやるなら、結果が出るのが前提だから、不安が少ない。

また、ポイントでなく、全体性の中で施術すべきところを探るので、最短距離でできるという優れものであることも実感できた。

しかし、バランスチェックでぽんと答えが出てくるのも味気ないので、これからも嫁さんには、私の実験台になってもらおう。

現在施術後5時間。

今のところ不調箇所は現れていない様子。

今日は朝から、友人の体をいじりに行く日。

「どんな感じ?」

私が聞く。

「どう思う?」

どんよりとした空気で、立っている友人。

全体のイメージと膝腰胸肩と見て何かを感じとろうとする・・・

「腰から下は、何も無いな~。胸から上がどさっとおなかの上にのっかかっているような感じやけど、腰の骨から上、肋骨辺りまでの所がだるい感じ?あと、その姿勢やと、いつもの所がべたーっとした感じやな?」

「うん、土日立ってなべ振りっぱなしやったから、疲れがピークや・・・」

そして、動きを見て、ゆがみを確認。

今日の狙いを定める。

骨盤の歪みを見ていると、今日のだるさはゆがみがひどくなった為ではなく、単に疲れの蓄積らしい。

疲労回復のペースが追いつかないくらいの、重労働だ。

「そいじゃ、今日は姿勢矯正やなくて、疲れを抜けるように刺激を与えて、緩ませるようにするわな。」

実際にはそうは言っても、姿勢の矯正にも繋がるものだか、本人の今一番望むものに効果が現れるようにすると伝えて、その効果を強調する。

とにかく、基本手技を施し、全体を緩めて正していく。

しかし、腹と背中の緊張のバランスが取れていないので、直ぐ腰に来そうな気配・・・。

バランスチェックと相談もしながら、自分にできる範囲の手技で、できることを進める。

最後に腰の辺りに残ったものを処理して、元もとの疲れは除去完了!

すると、こいつは必ず背中の上の方、古傷の辺りのだるさが気になりだす。

今回はこれを、肩を少し後ろに引いた形になるようにして、緩和させて見た。

とにかく、体前面を緩めてみる。

とりあえず、施術直後の感覚としては解除はされているが、その後の変化の方が気になるので、何かあれば直ぐに連絡をもらえるように頼んでおいた。

 

今日は西宮からのお客様の2度目の施術。

前回の後、腰と背中は楽になりました~。

でも、

今日は肩が・・・

足湯をしながら話を聞く。

肩が凝っていると言うので、状況を確認する。

あれ?

凝っていると言うけど、ゆるいなぁ・・・

もしかして、肩の感じって、収縮した痛さじゃなくて、伸ばされたような痛さ?

はい、そうです。

じゃあ、伸ばされているのが適切な張りになるように、肩のポジションを調整しましょ。

と言うことで、身体の前面を緩めるのと肩甲骨の稼動域を広げるイメージですることを伝える。

と言っても、お客様からすれば楽になれば何でも良い。

そうですか~、と言う感じで聞いていられる。

姿勢などのチェックをしていると、何故か、腰の付け根から体が傾いている。

腰はまっすぐなのに・・・

ご本人曰く、バイク転倒の後遺症で、あちこちおかしいらしい。

でも、これは前回無かったな~。

これと肩とは関係があるのだろう・・・

チェックをしながら先に進む。

骨盤はあまり触らなくても良いよ、体が教えてくれている。

それじゃ、全身緩めて、ポイントを絞っていきましょう~

基本の手技を一つずつこなしチェック。

どんどん先に行けとでてくる。

一通り終わって、可動域を広げる為の施術。

痛むほうの肩が落ちているので、それを引き上げる為の刺激。

さあ、できた!

肩の高さもそろい、体の動きは、改善されたが、左の鎖骨の辺りに違和感がある。

でも、チェックでは、もうしなくても良いとでる。

そこで、いつごろ収まるのかなどを確認。

「明日には楽になりますよ!」

この一言で、お客様も安心された。

このお客様は私がレイキをしているのを知っているのだが、途中でレイキを流しているのかと聞いてこられた。

いや、私は施術中にレイキを流すのは余程の時だけだと伝えると、

「揺らされている時に、引っ張られるわけではないのに脚が伸ばされていくのが分かる」

と言う。

それは、揺らしながら、「体さん、一番自然な位置に戻ってくださいね~」と語りかけているからだと説明した。

無理やり引っ張ったりしても、緊張が走るから、別のひずみが現れる。

だから、揺すりながらその範囲内に自然な位置があれば、体自体がそのポジションに戻っていくから、余計な緊張は起こらないのだと補足した。

「そうなんですかぁ~」

お客様は妙に納得して帰って行かれました。

めでたしめでたし。

昼からは、学校から帰ってきた長男に基本の施術。

とにかく、病気のせいか、姿勢が定まらない。

腰に力が入らない感じなのだ。

とにかく、腰がきちんと定まるようにしよう。

 

そして、友人のところに出張整体。

施術前に世間話をしていると、出入りの業者の人が来た。

すると、友人はほんとにさりげなく、整体のことに話をもっていってしまう。

これは天性のものだとしか言い様が無い・・・

誰とでもすっと話ができる人、人が集まるといつも中心にいる人。

こう言うことは真似しようと思ってできるものではないな~と感心する。

で、話の中で彼の魚の目が無くなった話が出ると出入り業者さんの眼の色が変わった。

やはり、何であれ実際の成果が現れるとそれ自体が人を説得してくれる。

しかも、それが本人の体験談だから、嘘と思う人はいない。

ここまでしてくれる彼には感謝のしようが無いくらいに感謝。

 

しかし、友人の体は今日も悲鳴をあげていた。

骨盤は安定してきているのだが、上半身のひずみは相変わらず、その疲れがきつくて、腰椎と股関節へ影響が出ていた。

このままでは、元に戻るな・・・

本人曰く、働きすぎと温度変化のややこしい時期で、毎日寝起きにピンチが訪れるとのこと。

とにかく、少しでも寝起きを良くするように、緩めよう・・・

今日も体にお伺いを立てながら進める。

基本が終わって、確認を取ると、右肩を上げろと出る。

すると余計に上半身が歪む方向なのだが、言われたらするしかない。

(何でだ?何でだ?・・・)

そして、右の腿に前後から圧迫を加えると良いとも言う・・・

(何で?何で?)

でも、施術後に立ってその姿を見て、何となくその理由が分かった。

今日の不調なところへの配慮と、背中の古傷へのアプローチ。

いよいよ次の段階へ入りましょう,と言うことのようだった。

先日のお客様より、お礼のメールが届いた。

しかし、そこにはまた不調なところがあるので、近いうちに伺うと書いてあった。

ん~、こう書いてあると放って置く訳にも行かんな~。

この客様はレイキ関連から整体を受けられるようになった方だったので、遠隔レイキでやろうかな?とも思ったのだが、整体のお客様のフォローだし・・・

そういう訳で、お客様相手にははじめてであるが、遠隔整体施術を行うことにした。

そこに丁度息子が帰ってきた。

息子にも施術をしようと思っていたので、一石二鳥でやってやれと言うことになった。

(一応、それが可能かはチェック済み)

しかし、この息子落ち着きが無くて、ごそごそ動くのでやりにくい・・・

基本の手技を済ませて、不調箇所への施術を試みるが、息子は別に何処が不調というわけでもないので、何だか変な感じ・・・。

本人もいつもせんことやって、何してるんだろう?と言う顔をしている。

とりあえず、やることをやって、体に聞く。

「これで良いですか?」

一応良いよと答えてくるので、本人もいないのでこれで終わりにして、遠隔施術をフォローでしておいた旨メールをいれた。

そして、30分後お客様からのメール。

車に乗って30分ほどすると不調の箇所が引っ張られるような感じがして、動かして見るとぱきぱき音がなって気持ちよくなった。とのこと。

夕方、学習塾の授業が終わると、携帯電話が鳴った!

見覚えのない番号・・・・

もしや!

はい!中村です。

思いっきり営業ボイス!

すると、整体のホームページを見ての電話だった。

「あの・・・今からでもお願いできますか?」

来た来た来た~っ!

夕方に土曜日の整体予約が入ったのに続き、本日二件目の施術申込だ!

夜10時を回っていたが、早速バイクにまたがり現場に向かった!

現場に到着すると、わんちゃんのお出迎え。

そして、お客様。

状況を確認して、こちらからできることを説明し、合意の上で施術を始める。

状況は首が痛い、肩凝り、頭痛、顎関節症・・・

長年通院し、さまざまな治療法も試した末に、私のホームページにたどり着いてくださった。

「これも縁なんでしょうね~」と言ってくださった。

首・肩・頭の関連性は間違いなくありそうだが、どれがその発信源なのかが、西洋医学でははっきりしてもらえなかったことと、根本的な治療が受けられなかったのが、整体にたどり着いた理由とのこと。

しかし、私にもどれが一番根本の原因なのかは分からないことを伝える。

しかし、それぞれに見られるポイントを抑え、それらの歪みを解消すれば、問題は解消される。

そう伝え、姿勢のチェックから入る。

骨盤の歪み、ずれ、足の長短差は殆ど見られない。

しかし、骨盤に力が抜けているような感じがする。

また、両足が内転している。

ご本人は下半身にはあんまり問題はないと思うと仰るのだが、

どうも気にはなる・・・

ただ、あんまりいじりすぎずに様子を見よう。

基本手技。

足からしていくのだが、お客様は一体何が起こるのか不安だったようだ。

足首に施術をしている途中、だんだん安心されてきたのか、話をしてこられた。

「今、足がすごい楽~」

「でも、何で肩とか首やのに足なん?最初何が起こるのか、びっくりしてんけど・・・」

「患部をばきっとやられるのは分かるねんけど、急に足を持たれて足をばきっとされたらどうしようって思ってこわかってン・・・」

そうか、お客様は患部以外へ施術は心の準備ができていないんやな・・・

勉強になる。

そこで、バランス活性療法の基本理念を私なりの理解を元に説明する。

身体のゆがみは骨盤から出てくること

腰や脚だけでなく肩や首、背中の痛みも骨盤のゆがみと関係すること

魚の目が施術を通して改善されたこと

直接患部をいじらなくても、遠くから患部に働きかけると、無理な刺激でない為に素直に体が言う事を聞いてくれること

緩めること、揺らすことで、本来体が持っている自然な状態に戻ろうとする働きの手助けができること・・・・

「そうか~、身体って不思議なんやね~。すごいな~。」

「あ、でも、そう言われたら、足を触っているだけやのに、首が楽になってるわ・・・すごいね~。」

一つ一つの手技について、どう言う感じかを感じていただきながら、直接患部に働きかけていなくても、回りまわって、患部が正常なポジションに戻った時の受け皿の準備になっていくことを感じ取っていただいた。

基本手技の最後の方、頭部への施術のころには、気持ちが開いてこられたのだろう。

「今まで、お医者さんに通って何をしていたんやろう・・・。体が緩んで楽になったら、気持ちも緩んできた~。」

今まで習慣的に服用していた薬も必要なくなりそうとまで、仰っていた。

そして、最後のチェック。

明日には少し出てくるかもしれないが、3日後にはそれも大分収まるでしょう。

そう伝えると、お客様の顔は最初見たときとはまったく違っていた。

そして、最後に次回施術の話。

「身体の方が一週間くらいしたらまた次に、と言ってますが・・・」

と伝えると、

「え?毎日しなくていいの?なんか毎日した方が治るもんやと思っていたわ」

と仰るので、

「いえ、毎日すると、体自身の元に戻ろうとする働きを甘やかしてしまいますから、一週間ずつあけましょう。そしたら、次までの間の様子を見てご自身でもよくなって言ってるかどうかの判断ができますよ。最初は施術して次の日には元に戻っていたのが、二回目には二日持った、そして10回目には一週間まったく問題なかった・・・となれば、それ以上は必要ないわけです。後は月一回くらいの体のメンテナンスで十分ですよ。」

「へぇ、そう言うもんなんか~。体自体の力で治っていくようにするんやね~。身体ってすごいね~」

しきりに感心されていたのが嬉しかった。

そして、日常の生活上でのアドバイスをして、次の予約もいただけた。

帰ったら夜の11時40分。

まだまだ、時間が掛かっているな~。

でも、今は一つ一つ丁寧にこなしていこう。

自分自身の勉強でもあるんだから。

気が付くと自分のしんどいのは忘れていた。

もしかして、私のはただの怠け病?

今日は西宮からのお客様の3回目の施術の日。

約束は十時だったのだが、朝起きたら8時半。

夕べのうちに準備をしていなかったので、ばたばたやっていると9時40分にやってこられた・・・。

まだ、日課のトイレ掃除をしていない・・・と思いながら、既に準備していた足湯をしてもらう。

そして、前回からの状況について口頭で確認していった。

左の肩辺りが突っ張るような感じと言うのが前回からの訴えだったが、聞いていると、どうも肩だけではないらしい。左半身がおかしいようだ。

しかし、そう言う不調なことを言いながらも、良いことも教えてくれる。

先日新宮まで往復500キロを一日で走ったらしいが、全然腰に不安がなかったと言うのだ。今まででは考えられないことだと言って喜んでくださっていた。過去に腕が良いと聞いては色々な治療院を回っていたというが、結局今までよくなったと感じたことはなかったと言う。

それが、初めてここで施述した時から様子が変わってきた。

あんなちょこちょこっと揺するだけで楽になるなんて、今までバキバキやっていたのがなんだったんだろう・・・。

余程感動してくださったのだろう。

そうして今日で3回目の施術となった。

もう、腰の方の不安はないらしい。

後は肩の方だという思いで今日は来られたとのこと。

足湯も終わり、姿勢のチェックから入る。

何だか、今までよりも今日は脊柱の歪みが気になる。

そして、どうも今回の肩の周りの調子もその歪みを肩で補正しようとしているのが原因のように感じた。

しかし、この時点ではそのゆがみの原因は分からない。

とりあえず、左半身の不調が長引いた時には、お医者さんに見てもらうようには助言した。

そして、骨盤修正。基本手技。

足の角度を色々確認しながらの足首○○○。

どうも、右足が丸太を持っているように重い。。。

もしかすると、原因は右の方にあるんじゃないの?

そう思いながらも進めていく。

背中の膨隆が気になる。

左右差がなくなるように手を当ててイメージをする。

当てた手の感覚に差が少なくなったのを確認して、更に先に進む。

基本手技が終わり、再度脚の長さを見ると、やっぱり右足側に異常の兆候がある。

そこで再度の骨盤修正。

もし、ここで出ていたものが、左肩周囲の違和感と関係があるなら、多少は緩和されるはずだ。

そして、肩の周りへのアプローチは必要かどうか、やったらプラスになるかどうかを確認すると。やっておきなさいと答えて来る。

ここで、水曜日に復習したことがそのまま活かされた。

全てはシンクロしているな~。

そう思いながら、肩の周りをいじる。

一応終了。

バランスチェックではこれで終了と出る。

立ってもらって、動きのチェック。

動きも、多少の改善が見られる。

背中に気になっていた膨隆も消えていた。

しかし、肩の周囲については・・・

首の筋の部分は解消されたが、肩甲骨の辺りのツッパリが残っていると言う。

一応ほっておいても大丈夫だが、ほんの気持ち分手を入れた。

実際若干肩甲骨が下がっていたので、それを上げるようにした。

そうしたら、残りの違和感も取れたと言う。

恐らく、最後に取れた分は、直ぐに出てくるだろうと思うことを伝え、その都度どう言うことをしておけば良いかをフォローで伝えた。

次は、一ヵ月後くらいを目途で来れたら来て欲しい旨を伝えた。

今回のように2週間の感覚で来る必要は今のところはないと出ていた。

昨日は友人の出張整体の日。

風邪気味で体がだるいのが、相変わらずその時間になるとしゃんとしている。

昔からそうではあったけど、いつもながら感心する。

集団塾の講師の時は39度の熱があっても、授業の時は声張り上げてやってたもんな~。あの時は若かったのもあるけど・・・

38度位の熱が一ヶ月近く続いていても、騙し騙し働いていたこともある。

今思えばむちゃくちゃな働き方だ。

まあ、学習塾業界とはそう言うものだと覚悟はしていたので疑問にも思わずやっていた。

今は熱がなくてもだるければ寝ている。

何と贅沢な身分だ・・・。

でも、もうそろそろそう言う生活ともお別れだ。

また、以前のように頑張る日々がもうすぐ始まる?かも知れない。

そんなことを思いながら友人宅へ・・・

友人は2週間休み無しで立ち仕事をしていたとのことで、背中がバリバリになっていた。

先週から背中の方への修正を入れていく予定であったが、その背中を触っていて、張りの取れる姿勢を探っている時に閃いた。

疲れるとつらいのが出てくる箇所がいつも決まっている。

じゃあ、まず疲れてもそこにつらいのが溜まらないようにしないと、この強烈なゆがみは修正が効かないぞ・・・

横方向への湾曲は最初のころより軽くなっている。

前後への湾曲もこの調子なら改善は期待できる。

多少遠回りでも、人為的に一時ゆがみを作って、今疲れの溜まりやすい場所を改善していこうと伝えた。

当然身体のほうもそれで良いと言ってるし・・・

とにかく身体がバリバリになると脳に絶えず緊張が走り、精神的にもイライラしやすくなる。そしてそれが、また身体に余計な緊張をもたらし、筋肉の緊張が起こったり、内臓への負担となり、またまた、イライラと言う悪循環に入る。

それよりも、ストレスや健康状態の悪化に繋がらない程度のゆがみを作って疲れの受け皿を分散させてしまおうと言うことだ。

左右均等にするだけが整体の目的ではない。

如何に動きやすく、ストレスのかからない姿勢を作るかが整体の目的だと、師匠からは何度も言われてきた。

とりあえず最初に疲れの溜まっているのをとるべく、基本手技にプラスα。

そして、そこからは身体と相談しながら、どうしていくのかを決めていく。

でも、何故か途中から体が質問に応答しにくくなってきた。

なんだ?

こちらの気持ちの迷いか?

焦りが出ているのか?

落ち着いて、落ち着いて・・・

答えが出にくいときは、自分の頭の中で思いつくことを、筋道立ててやっていく。そうしているうちに反応がもどってくることが多い。

肩、背中、脚・・・ゆっくりと刺激を入れていくと反応が戻ってきた。

もう終わって良いよ・・・

最後はそう体が教えてくれた。(よかった~)

そして、違和感の残っているところをチェックして終了。

なぜか、意図していなかったのだが肩の高さが若干揃っていた。

 

そして、友人の奥さん。

こちらは、ひどい肩凝りだったが、はじめて3ヶ月。

もう殆ど肩凝りで困ることはなくなったと言う。

時々仕事が込んでいてでてくることはあっても、休むと自分で治まってしまうらしい。

今までは誰かに肩をもんでもらなわいといけなかったことを思うと大進歩だ。

姿勢の方もやはり、バランスがとれてきている。

今日は基本的なことをして調整するだけにした。

基本手技終了後、正座をしてもらうと、腰がだるいと言う。

どうやら、緩めすぎたらしい・・・

そこで、横になってもらい、少し脚を動かしてもらった。

適度に締めるとだるさは消えた。

なんだか、今日は少しずつ思惑とずれながら、修正していく一日だった。

 

今日はHPからのお客様の2回目。

約束の時間にうかがうと、やっぱりわんちゃんの熱烈なお出迎え・・・。

前回からの状況をうかがうと、その日には治っていた肩凝りが一晩経つと元に戻っていたとかなり残念そう・・・。

私も予想より早く元に戻っていたので、悔しい・・・

そして、衝撃の一言。

整体受けた次の日から脚の長さが極端に変わった!

えっ?

一瞬耳を疑った。

そして状況を聞くと、次の日に普段はかない靴をはいたら、左足が曲がるくらいに長くなったと言うのだ。

しかし、靴を脱いでいると脚の長さは揃っている。

どういうこと?

そこで、履いた靴はスニカーかヒールかを確認した。

ヒールだった。

かかとを浮かした状態になると、長短差が出るのだろうか・・・

しかし、その過程が見えてこない。

すると、その靴を実際に持ってきてくださった。

それほど高くはないヒールである。

別にヒールの部分が欠けて高低差がでている訳でもない。

一体何だ?

そして、訳がわからないと思いながら、床に靴を置いて話をしていると、どうも靴の中のかかとの辺りに違和感がある・・・

そして、もう一度よく見た。

あっ!

そんなことありえない・・・。

その事を告げるとお客様も噴出してしまった。

なんと、ヒールがまったく違うフォルムのものがついていたのだ!

高さも1.5センチくらい違う。

それぞれを別々に眺めても磨り減りもしていないので、何処にもおかしいところはない。

そら、自分の骨格が歪んだと思ってもしょうがない。

あまりにもタイムリーなことだったのだから・・・。

かまぼこ板で二枚分くらいを重ねて片方の足のかかとにつけているようなものだ。そら、膝も曲がる。

これで、脚の長さの問題は一件落着だった。

それにしても、焦りました~。

そして、一息ついて施術に入ります。

このお客様は腰の方は今のところあまり、歪みがでていない。

ただ、脊椎の湾曲があるので、肩凝り、頭痛との関係も考えながら施術をする。

どうしても、お客様からすると腰から下を使ってのアプローチが不思議なようで、できるだけ患部に近いところへの施術を好まれる。

前回に説明したことを繰り返しながら、基本の手技を進め、今の状況は背中のアンバランスさがかなり影響していることを伝え、背中を緩めるようにイメージしていく。

するとやはり、基本手技が終わるころには首と肩の周りの違和感が殆どなくなっていた。

そこで、今日はもう少ししつこく肩の周りを攻める。

肩甲骨の調整をすることで、余分な緊張無しに腕が振れることなどを説明していくと、より具体的な痛みやコリの箇所が聞き出せてきた。

今日は根本治療よりも、前回よりも施術の効果が長く続くことを目標にした。

施術が終わると、お客様は気持ちにゆとりが出てきたのか、あれこれと予防の為の運動などについて聞いてきてくれた。

今は、あの苦しい時の痛みやコリが思い出せないくらいすっきりしているから、余裕があるけど、またでてくると、今聞いたことの一つも実践できないくらいに心に余裕がなくなってくるとのこと。

そこで提案。

では、次の施術までに凝りや痛みが戻った後で説明したことの何か一つでも何回くらい思い出してできたかを数えておいてください。

その回数が増えてきたら、痛みがあったとしても、心のゆとりが増えているのだから、治る方向に進んでいると判断できます。

痛みは直ぐに完全除去とは行かない。

だから、痛みだけを判断材料にしていると、いつまでも良くなっていないと思ってしまう。

それではいつまでもつらい日々が続く。

だから、別のところに希望の灯が見えるようにしないといけない。

そう言うことを痛感した今日の施術だった。

後、履物は要注意だ。

今日は友人の奥さんの出張整体の日。

ここの子供が現在うちの教室で勉強している。

この前の土曜日にテスト前の勉強にきていたので、その時のことなどを施術の前に話をしていたのだが、日曜日のある番組に踊る整体師と言うのが出ていたらしい、それを家族で見ていたその生徒が、「うちの先生の方がすごいやン、うちの先生は教える整体師やで!」と言って家でみんなで笑っていたと言う。

踊れる整体師よりも、勉強も教える整体師の方がすごいらしい。

それを聞くと、何となく嬉しい。

気分良く施術の方に入るが、姿勢のチェックをすると、今までに無いくらいに肩の高さに狂いがある。

聞くとそれ程疲れはないと言う。

しかし、背中を触ると、明らかに背骨が曲がっている、そして右側の筋肉が硬い。

そこから、右肩にこりも出ている。

本人の自覚は背中の左側に痛みがあるくらい。

でも、右の方が固いんだけど・・・

また、仰向けになると、今までと比べると膝が外に開いて見える・・・

何があるんだ?

とりあえず、背中のゆがみをとるために緩めるところ、すこし、緊張させるところを説明して施術に入る。

やっていると、どうも右足の動きがぎこちない。

本人にその事を伝えると、「そう言えば少し右の方が動きが悪いですね」。

全部右側にあるな~、と思いながら、右半身の調整を意識していく。

一番根本にあるのは何処だ?

基本手技が終わり、正座をしてもらう。

まだ、強張りが残っている。

本人に聞くと、右の腰の辺りに、いただるさが出てきたという。

でも、立つと消える。

骨盤?

股関節?

骨盤については、修正しているので、問題は無いと出る。

そこで、股関節の動きの調整をすると、正座した時のいただるさも、背中の強張りもかなり解消された。

どうも、急にこんなに出るのはおかしい。

心当たりがないかと聞くと、最近足を組んで身体をかなり歪まして字を書いていたりして、長時間その姿勢でいたと言う。

どうも、そのせいのようだ。

いくら施術をして調整をしても、生活習慣が改善されないと、痛みやコリは残るのだと言うことを説明し、予防の為にも一つの姿勢を長時間続けないように助言した。

そして、体が異常に硬くなっていたので、もう少し普段から身体の動きを自分なりにもチェックするように頼んだ。

自分にも当てはまることだが、動かないでいると知らず知らずの内に人間の身体は硬くなっていく。

ほどほどに使っていないと、いけないと反省した。

昨日の晩はホームページをいじったりしていたら眠るのが遅く、少しけだるい感じで新しい週を迎えました。

長男が小学校に行ってからも、ぼぉーっとしていると電話が・・・。

「あのぉ、朝日クラブ見て電話しているんですけど・・・」

と言うことは整体の予約だ。

「枚方公園なんですが、お願いできますか?」

枚方公園三連発だ。

枚方公園には良い整体師がいないのだろうか?

「はい、10時過ぎになりますが、どこが調子悪ですか?」

「首がおかしいんです」

首ニ連発だ。

ここで気が付いた。

この2週間程気になっていた首を回すと痛いのが抜けている。

これは、大丈夫だ。

現地につくと、そこには生後9ヶ月の赤ちゃんのお出迎え。

赤ちゃんがいるから通院が出来ないので、今日はお呼びが掛かったと言うことだ。

やっぱり、出張施術と言うのは必要なサービスなのだと思った。

お話を伺うと、首がおかしいのは5,6年以上前から。

そして、5年位前からはカイロに月一ペースで通っていたとの事。

子供が生まれてからは、育児もあって2,3ヶ月に一度行けるかいけないかと言うことで、今日は痛みでにっちもさっちも行かなくなったとの事だったが、電話をうちにかけた後、大分楽になったらしい。

私の首と連動していたのかな?

また首だけでなく背骨のねじれもある。

連動して骨盤にも歪みが・・・

バランス活性療法の理念を説明し、また、一度で完治は期待しないで欲しいことを伝えると、それはカイロに何年も通っていたから理解していると言われる。

しかし、今日は何故か勝算があるのだ。

「じゃあ、今日は骨盤とその周辺の緊張を取って動きのバランスをとります。それだけでも首の緊張から来る頭痛は是正されると思いますし、首も楽になると思いますが、ほんの少しだけ首にも施術を入れますね」

お客様の了解を得て、進めていきます。

動きのチェック。YRのRR・・・と言うことは・・・。

さすがに何年も通われている方だけあって、ご自身の左右の動きの違いも感じ取られているのでやりやすい。

ご自身の感覚で動きが修正されたことを感じ取ってもらえるからだ。

筋肉の張り、骨盤のゆがみや股関節の硬さから、恐らく今でも起こっているだろう症状をこちらから確認し、施術の方向性をより明確にしていく。。

施術を始めると、赤ちゃんがお客様の上に乗ってくる。

これはうちでも同じだ。

赤ちゃんはお母さんが横になると上に乗る習性があるらしい。

ちょっと、緩めきれないかもしれないが、気にせず進めていった。

時間が過ぎるに従って、だんだん赤ちゃんの機嫌が悪くなってきた。

お母さんのからだに寄り添いながら、私の方を見てくる。

お母さんに施術をしている私を見て、お母さんを盗られてしまうと思ったのだろう。

絶対にお母さんから離れないのだ。

基本手技が終わり、肩の周りのと首への施術を施した。

触っていると、首筋に僅かにしこりがある。

今まで、それを指摘されたことは無いらしいが、気になるのでそこに焦点を当てる。

赤ちゃんはぐずぐず状態。

これ以上するのは、場の空気が悪くなる・・・。

バランスチェックで一応の終了確認と、最後に動きの確認。

身体の歪みが取れたために、左右のねじりがスムーズでほぼ均等になった。

若干右への動きが狭まったのだが、これが本来の動きなのだろう。

問題の首の動きは・・・。

「すっきりです。動きも楽になりました~」

(よし!)

そして、今日の施術の説明と簡単な首のコリと頭痛の解消法を説明した。

最後に、料金を頂く時にお客様が言われた。

「整体って気持ちのいいもんだったんですね~。カイロの時のイメージがあったんで目から鱗でした・・・」

緊張に逆らって、骨格に力を加えても言うことを聞く訳ない。

先ずは心と身体の不要な緊張を取ってあげること。

それから、ゆったりと体に教えてあげるのだ。

こっちの方が楽になるよ、って。

だから、バランス活性療法はどこも悪いと感じていない人に対しても意味がある。

痛みなどを自覚する前にも対処できる。

ストレスが溜まっている人の心のケアもできる。

だから、ヒーリングやリラクゼーションとしても有効な選択肢の一つだ。

どこも悪くないと思っている人も、是非一度ご用命ください。

原付バイクでいつでも駆けつけます。

昼前に子供達を連れて土筆採りに出かけていると、家から電話が掛かってきた。

出張整体の依頼があったらしく、慌てて家に帰った。

2週間前に出張で伺っていたお客様だった。

今日は、赤ちゃんはお昼寝中。

容態を聞くと、首がまたつらくなってきて、頭痛がひどいとの事。

上半身の動きがスムーズに行っていない為に、首がつったりもするらしく、かなり憂鬱な感じだった。

後、両脚の裏側が突っ張って足の裏まで張っているらしい。

姿勢を見ていると、前回はそれほど気にならなかったが、腰椎の前湾がひどい。押すと痛みもある。

そして、それに合わせて胸椎のカーブもきつく、肩も前に巻き込んでいる。

四川ラーメンの大将(友人)と似たような状態だな・・・。

「とりあえず、仙骨と骨盤の状態を良くしましょう。それと腰椎の前湾の過剰を解消できるように必要なところを緩めます。それから、ずれがあるようなので、それを解消して、圧して痛いところを緩和させますね。」

首の痛みを訴えてはいるものの、こちらを先にしないと動きは改善しないだろうと言うことを説明して、納得してもらう。

先ずは地ならし。

先日の三軸修正法のプレセッションと、筋肉への語り掛け。

そして、骨盤修正と言うところで、赤ちゃんが起きてきてしまった・・・

赤ちゃんは私を覚えていたようで、にこりと笑ってお客様にまとわりついている。

これでは充分なリラックスは得られんな~、と思いながらもそのまま続行。

基本手技の半分も過ぎる頃から、少しぐずり出す。

しかし、焦っちゃいけない。

赤ちゃんに話し掛けながら、笑顔で続けます。

そして、首から上へのアプローチ。

首の辺りが固いな~と思いながら、ゆったりと刺激を入れていく。

頭部への刺激が終わると、お客様が目をあけて、一言。

「うわぁ~、視界が広がった!」

顔や眼球の筋肉の緊張が解けたのだろう。

これなら、頭痛の方も楽になっているに違いない。

そして、肩の巻き込みを解消するための手技。

もう少ししたいけど、赤ちゃんもぐずりだしたので、そろそろ切り上げよう。

立ってもらって姿勢をチェック。

肩の高さ、骨盤の高さは改善。

肩の巻き込みもOKだ。

気になる前湾しているところは良くなっているが、圧すと痛みが残っているので、最後にずれた腰椎を戻すための手技をたった姿勢で行い、もう一度圧してみた。

「あ、ちょっといたい感じはあるけど、さっきみたいに響く感じはなくなりました!」

じゃあ、もう良いや。後は、余熱調理で徐々に戻っていくから。

最後に、やりのこしているところはないかを聞くと、すっきりしたようで最初の時とは全然違う表情でどこにも問題ないと言っていただけた。

整体を受けると視界が広がる。

と言うことは、体に不都合が無くても、心のスランプの時などには良いかもしれない。

肉体的な視界が広がると精神的な視界も連動して広がるものだ。

これが心のリフレッシュというものではないだろうか。

そして、スポーツの試合前などでも、整体でコンディションを作ると言うのは効果的ではないだろうか?

視界が広がって不利になるスポーツなど存在しないのだから。

整体は病気を治すためのものではなく、快適に過ごす為のものと言うのが適切なのかもしれない。

どこかに痛みがあるのなら、その痛みの発生メカニズムを観察し、それが出てこないような姿勢やコンディションを作り出す。

どこにも痛みや不快感が無かったとしても、より生活に即した姿勢をつくる事で、快適な時間を過ごせるようになる。

病人の為ではなく万人の為の整体。

そう言うものを目指していこうと思った。

どうも昨日から風邪らしき症状が出てきて、今日は体の節々がだるい。

朝に天気が良かったので、子供とキャッチボールをして、その後三男と20分ほど散歩をして帰ってくると、目が回っていました・・・。

こう言う時は寝るに限る。

と言うことで、寝ていると、4時半ごろに電話が・・・。

「もしもし、インターネットの整体・カイロなびで見つけて電話しているんですが、どの辺りになりますか?」

整体カイロなびは無料で登録できる治療院の紹介サイトだ。

無料だから登録していたけど、ほんとに鳴るとはありがたいことだ。

しかし、寝起きでボーっとしているので、今すぐはまずい。

それで5時半ごろに来ていただくこととなった。

準備をしていると、背中が痛い。

寝相が悪かったのかな?

頭は相変わらずボーっとしているが、受け入れ態勢は完了。

5時40分ごろ再び電話がなった。

「近くまで来ているけど、道が分かりません・・・」

と言うことでお客様のいるところまで走っていった。

そこにいたのは、整体とは縁遠そうな若い女性。

下手をするとうちの塾の卒業生と同級生がいたりするくらいか・・・

そう思うと変に緊張します。

自宅に案内すると、状態を聞いていく。

右肩が下がっている。

左の股関節に違和感。

右の膝が痛い。

首を回すと、ぱきぱき言う。

椅子に座ると、お尻の骨が当たって痛い

そして、整体を受けようと思ったのは、物を食べている時に首をかしげているのを人におかしいと言われたからだった。

特に生活には支障は無いけど、やはり人におかしいと言われる姿勢なのは問題だと言うことらしい。

たぶん、歳を重ねると生活に支障が無ければ、そう言うのも気にならないのだろうけど・・・。

身体の動きの確認と姿勢のチェック。

う~ん、体調の悪い時はいかんな・・・

身体の歪んだベクトルは見えるけど、その元が見えてこない。

その時、ぼそっとお客様に言ってしまった。

「これは、今日一回の施術では殆ど変化は起こらないかも知れませんね。何度か続けているうちに今言われた症状が一つ二つと消えていくと言う感じですね・・・。」

あれ、今日は弱気だな・・・

でも、見えないのだから、これ以上言う言葉が無い・・・。

「今日はこれらの症状の大元になっていると思われる、骨盤の修正を中心に行きますね。それがうまく行けば他のところも2,3日の内に変化が出てくると思いますから。」

骨盤修正は思ったよりも素直にできた。

しかし、この方、バランスチェックがしにくい。足の寄せ方で簡単にSLがひっくり返る。注意してしていこう。

基本の施術前に下準備をしていくが、やはり若い女性はこそばがりな人が多いのだろうか。

筋肉の状態を探っていくとつぼに入るらしくげらげら笑う時がある。

あまり、こう言うことをしているとセクハラと言われかねないので、下準備はこれ以上は止めておこう。

基本の手技を始める。

特に問題は感じない。

頚椎の部分も探って修正を加える。

一通り終わってバランスチェック。

もう終わってもいいよと出るのだけど、ほんとにそれでいいの?

PSISのチェックをすると、施術前とそれほど変わった感じは無い。

ん~、これはどの症状についても改善は無いな~

でも、終わってもいいの?

やっぱり終わっていいとでるので終わりにする。

施術後に状態を聞いてみる。

やっぱりどの症状も変わっていないな~。

動きも改善されているとは言い難い。

ただ、骨盤だけは修正できているのは間違いないと思っていると、

「首の傾きは改善されているみたい。姿勢もぴしっと正されているような感じで伸びているみたい。」

と言う感想。

はい、それが骨盤修正によるのは間違いありません。

後は余熱調理がどこまで進むかです。

「言われている症状を改善していくには、しばらく続けられた方が良いとは思いますが、次はどうしますか?生活に支障は無い範囲の症状なので敢えて続けることも無いと言えば無いですけど。」

「ちょっと様子見てから、また連絡すると言うことでいいですか?」

ん~妥当な返事だ。

今日の程度の変化では、喜んで次も、とは言いにくいだろう。

2,3日後の膝や股関節、首の状態の具合で後は判断してもらうだけだ。

立っていることが多いみたいだったので、最後に立っていて腰がだるくなったり痛くなった時の緊張を抜く為のアドバイスをして全てを終了した。

気が付くと私の背中の痛いのは完全に抜けていた。

そうか、一応施術の方はそれなりに出来ていたようだな。安心安心。

 

今日の午前中は何して過ごそうかな、と思っていたら、携帯電話が鳴った。